忍者ブログ
Admin*Write*Comment
etoile
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
「金子みすゞ名詩集」という文庫本を
入手しました。

金子みすゞは、「童謡詩人」であると
書かれてありました。
今更、「あ、そうなんだ」って気づきました。
私もですが、きっと多くの人が
金子みすゞは、
子どもの心だけでなく大人の心も打つ詩を
書く詩人だと思ってるはずです。

この本の中には有名な詩も
私が以前から好きな詩も収録されてます。
最近新たに「良いなぁ」って思った詩は
「雀のかあさん」です。
この詩は非常に簡潔で
分かりやすい詩でありながら、
情景が鮮やかに思い浮かび、
親雀の気持ちがひしひしと伝わってくる詩です。
これだけ少ない文字数で
読み手を惹きつける詩ってすごいです。
しかも、「悲しい」とか「切ない」という
感情を表す言葉が一切無いのに
鳴きもしない親雀の胸の内が
ありありと分かります。
私は、この詩を読んだとき、
子雀が自由の身になってほしいと
親雀と同じ気持ちで強く思いました。

改めて詩っていいなぁって思います。
特に金子みすゞは、
少し寂し気で繊細な詩や
ほっと心温まるような詩が多く、
人を優しい気持ちに染める詩人だなぁ
と感じます。
とても憧れます。
良い詩集を入手でき、幸せです。
これからも繰り返し読み返します。
PR
「だましてください 言葉やさしく」

↑の永瀬清子さんの詩集を読みました。
以前からうっすら知ってはいたんですが、
最近読んで、本当すごい詩を書かれるなぁって
感動しました。(気付くの遅い)

この「だましてください 言葉やさしく」
という詩、すごく共感しました。
人を褒めることの大切さを学んだ気がします。
有名な「あけがたにくる人よ」では
ほろ苦く切ない心情が丁寧な描写で綴られていて
流石、「現代詩の母」と呼ばれる方の作品だなぁ
と、感動しました。

永瀬さんの話から話題が変わりますが、
詩の上達のためには、詩の先生みたいな方の力が
必要なのかな?
自己流で学び、上達できるよう励むのもイイけど
それも限界があるのかな?
と、最近悩んでます。
でも、私は先生の言うことに納得いかなかったら
反発しそうだなぁ~とか、
先生と相性悪かったらヤバいなぁ~とか、
そんなことも思ってて、
「好きなときに好きな詩を書けばいい」
という一番楽な詩の作り方をしてます。

とりあえず、詩を沢山読むことが
まずは大事なのかな…。

つい最近も詩を書いたのですが
今まで何度も書いたことのあるテーマ
ということもあり、
ちょっとマンネリ化してます。
もうちょっと、今だからこそ書けるような詩が
書けたらいいなぁって思ってます。

そして、17歳くらいまで書いてきた詩は
一部を除き、全て破棄しました。
内容が詩とは到底言えないような
内容が多かったので、思い切って捨てました。
後悔はありません。
むしろスッキリしました。
私は整理整頓が苦手なので
物を捨てるという決断も
時には大事だなって改めて思いました。
この頃、
拙いながらも文章を書く機会は多いんですが
詩はざくざく書けてません。

「こういう詩書いても、
 読み手からのうけが悪いかも…」

って思っちゃって、書いてないっていうことが
何度もありました。
でも、自由に色んな詩を書いていくことが
大事なんじゃないかなぁ…
と、葛藤したりしてます。


あと、公募ガイド(オンライン)見てて思ったんですが
詩の応募をする際、有料のところが結構あるなぁ
って感じました。
私は、基本的に無料のところばかり応募してます。
経済的な事情もあるんですが(笑)
お金払ってまで応募しなくていいや…
って思ってしまいます。
将来、考え方変わるかもしれませんが、
今のところ、そんな感じです。

毎日やってるのは「大人の塗り絵」です。
写実的なもの、コロリアージュ、子ども向け、
色々塗ってます。
塗り絵本もファンシーなものから
ゴシックなものまで色々です。
塗ってるとストレス解消になって良いです♪
ちょっと前に、金子みすゞの大型の本を
入手することができました!
本人の直筆原稿や生い立ちなどが
カラーで載ってて、とても良いです。

私が一番好きな詩は
やっぱ「大漁」です。
代表作「私と小鳥と鈴と」
「不思議」等ももちろん好きです!
あと、めっちゃ有名ってわけではないですが
「山と空」が、かなり心打たれる詩です。
とても切ない詩です。

金子みすゞの生涯を読んで
「旦那さん、ひどい…」
と、思えました。
詩作に理解無いし、
病気うつすし、
子どもまで奪おうとしたし、
しまいには金子みすゞの命まで
奪ったようなもんだったので
この男ひどいなって憤りを感じます。
せっかく素晴らしい詩人さんなのに
早死にして勿体ないです。

でも、彼女の作品は
今でもたくさんの人々を
感動させ、共感させてると思います。
世界がいつもと違って見えてくるような鮮やかさや、
心あたたまるような穏やかさもあり、
色褪せない良さがありますね。
  • ABOUT
このブログは自作の詩や他の詩人さんの詩等について色々呟くブログです。
  • プロフィール
HN:
内田 茉莉
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1986/04/27
自己紹介:
自作の詩だけを掲載したブログを作りました。
もし、読んでみたいという方がいらっしゃったら、
下記のメールアドレスまでご連絡ください。
返信のメールでパスワードをお伝えします。
IDは何も入力せず、パスワードだけを入力して
ログインボタンを押してください。

<メールアドレス>
mrutd27@yahoo.co.jp


<自作の詩のブログ>
※パスワードを入力しないと見れません
https://mrutd.pazru.com/
(↑で見れなかったら↓で入ってください)
https://mrutd.pazru.com
  • P R
Copyright © etoile All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]