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黒田三郎さんの「詩の作り方」という本を読みました。
ざっくり言うと

☆詩を書くためには、詩をたくさん読むことが大事
☆自己満足で詩を書くのもいいけど、
 他者からの共感を得たいのなら
 それを意識して詩を書くこと
☆詩の作者は自作に対して客観的に評価することが難しい
 (自分の思い入れとかがあるから)

…と、いうようなことが、
詳しく書かれてありました。
もっと色々なことについて書いてありますが、
私の印象に残った部分だけここに記しておきます。

昭和44年に発行された本です。結構前ですね。
でも、決して古くさい内容ではないと
私は思います。

でも、黒田さんはどうやら
「漫画・アニメ」に対して批判的なので
(時代とか考えると尚更無理も無いかもですが)
私は、その部分だけが共感できない感じです。
私は漫画・アニメ等も好きです。
そういうのは低俗だっていう意見は
よく耳にしますが、私はそうは思いません。

一部、反論してますが
この本は本当に良い本だと思いました。
「詩ってどうやったら上達するんだろ?」
と、悩んでいた私に
「もっと色々な詩を読めばいい」
と、励ましてくれるような、そんな本です。

黒田さんの優しく穏やかで鋭い性格が、
本からにじみ出ています。
人柄は文章にも出るんだな、と改めて思いました。
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やさしい現代詩
を、最近読みました。
母が私用に借りてきてくれた本です。
「やさしくない!難しい!」
っていう感想がまっさきに思い浮かびました(笑)
いや、ホント現代詩って
自分が書けないので、作者が何を伝えたいのか
分からないことが多々あります。

でも、具体的にどこがどう良いって
上手く説明できないんですが
そういう自分の心に響く詩ばかりでした。
私も同じように、言葉を職人のように選び、
自分の思い描くように自由自在に
詩が書けたらなぁって憧れます。

人生経験と語彙力と体力が
まだ足りんとはっきり思わされました。
学力も無いので、これも努力がいりますね(^_^;)
「公募ガイド」7月号を
遅ればせながら読んでます。
「詩」の特集だったので
読み応え抜群です。

この本読んで改めて分かったのが
私の書く詩は
「現代詩」ではなく
「ライトバース」に該当する
ということです。
以前から現代詩がよく分からんと
ぼやいてましたが、そりゃそうだよな
と、納得しました。

「ライトバース」とは
「思いのまま、心のままを書いたような
 分かりやすい詩。大衆的な詩。
 バース=言葉。」
と、本に記されていました。

そして、プロ詩人になるハードルが
あまりにも高いと痛感しました。
私は、現代詩が書けません。
っていうか現代詩を好んで読みあさったり
理解できるような頭が、まず無いです。
ライトバース系のプロの詩人さんも
増えたらいいのになぁ
ってこっそり願います。

私は、私以外の誰かに
自分の詩を通じて自分の気持ちを
共感してもらえたら
すごく嬉しいです。
そういう理由もあって、
私はライトバースのまま
これからも詩を書き続けたいです。
ダメもとで、幾つかの詩の賞に
応募したり、応募の準備をしてます。
目標は受賞ですが、ダメだったらダメで
詩の上達のため、より一層がんばろうと
思ってます。

私は一人で出来る趣味が色々あるので
詩を学ぶ時間が少ないかもしれません。
でも、詩について学んでないときも
詩作に繋がる経験になる、とも思ってます。
詩にばかりに没頭するのも良いけど
私はそれが出来ないので
現状維持でいいかなぁと
ぬるいこと考えてます。

幾つか出す詩の賞のうち、
一つはPNを使う予定です。
この苗字・名前ってカッコイイなぁ
って思ったからというのが理由の一つですが
もう一つの理由は、万が一受賞したら
PNでないと困るからです。
実際の自分の過去をテーマにしてるので…。

何事もチャレンジ精神って大事だと思うので
出来る限り、これからもチャレンジしたいです☆
「金子みすゞ名詩集」という文庫本を
入手しました。

金子みすゞは、「童謡詩人」であると
書かれてありました。
今更、「あ、そうなんだ」って気づきました。
私もですが、きっと多くの人が
金子みすゞは、
子どもの心だけでなく大人の心も打つ詩を
書く詩人だと思ってるはずです。

この本の中には有名な詩も
私が以前から好きな詩も収録されてます。
最近新たに「良いなぁ」って思った詩は
「雀のかあさん」です。
この詩は非常に簡潔で
分かりやすい詩でありながら、
情景が鮮やかに思い浮かび、
親雀の気持ちがひしひしと伝わってくる詩です。
これだけ少ない文字数で
読み手を惹きつける詩ってすごいです。
しかも、「悲しい」とか「切ない」という
感情を表す言葉が一切無いのに
鳴きもしない親雀の胸の内が
ありありと分かります。
私は、この詩を読んだとき、
子雀が自由の身になってほしいと
親雀と同じ気持ちで強く思いました。

改めて詩っていいなぁって思います。
特に金子みすゞは、
少し寂し気で繊細な詩や
ほっと心温まるような詩が多く、
人を優しい気持ちに染める詩人だなぁ
と感じます。
とても憧れます。
良い詩集を入手でき、幸せです。
これからも繰り返し読み返します。
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このブログは自作の詩や他の詩人さんの詩等について色々呟くブログです。
  • プロフィール
HN:
内田 茉莉
年齢:
38
性別:
女性
誕生日:
1986/04/27
自己紹介:
自作の詩だけを掲載したブログを作りました。
もし、読んでみたいという方がいらっしゃったら、
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